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2025.11.28

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冬夜を焦がす祐徳稲荷神社お火たき—300年続く浄火の神事に心を委ねる【12月8日】

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佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社では、**毎年12月8日に「お火たき」**が行われます。今年も例年通り、20時から点火される予定で、境内には多くの参拝者が集まり、冬の夜を照らす炎の祭典が始まります。

お火たきは、300年以上続く新嘗祭の夜の神事で、秋の収穫に感謝し、来る年の繁栄を祈る伝統行事です。宮司の祝詞の後、神前の浄火が松明に移され、境内に組まれた「お山」と呼ばれる木々と竹の巨大なやぐらに点火されます。火がついた瞬間、十数メートルにも及ぶ火柱が夜空へ立ち上り、竹が爆ぜる音と熱気が参拝者を包み込みます。

この御神火にあたると、病が癒え、罪や穢れが清められると古くから信じられており、肌着や写真を火に当てる参拝者の姿も見られます。また、春の田植祭と秋の抜穂祭で収穫された新米で作られた甘酒の振る舞いもあり、冷えた身体を温めてくれます。

当日は夕方から人出が増え、駐車場が満車になることもあるため、早めの来訪がおすすめです。門前商店街も夜まで営業し、屋台も並ぶため、祭りの雰囲気を存分に楽しめます。

冬至が近づき太陽の力が弱まるこの時期に、火の復活を願う意味も込められた祐徳稲荷神社のお火たき。一年の締めくくりに、浄火の力に祈りを託してみてはいかがでしょうか。

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