豆知識

2025.11.18

デジタル遺品とは?スマホ時代の終活に欠かせない新常識

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◇はじめに
「もし自分が突然亡くなったら、スマホやパソコンの中身はどうなるのだろう?」
 そんな疑問を持ったことはありませんか?
 現代では、写真、動画、SNS、ネット銀行、サブスクなど、私たちの人生の多くがデジタルの中にあ  
 ります。これらは「デジタル遺品」と呼ばれ、終活の中でも重要なテーマになっています。

◇デジタル遺品とは?
 デジタル遺品とは、故人が生前に使用していたスマホ・パソコン・クラウドなどに保存されたデー
 タや、ネット上のアカウント情報のことです。

◇主なデジタル遺品の例
 ◎ スマホ・PC内の写真、動画、文書
 ◎ SNSアカウント(Facebook、Instagram、LINEなど)
 ◎ クラウドストレージ(Google Drive、iCloudなど)
 ◎ ネット銀行・証券口座
 ◎ サブスクリプションサービス(Netflix、Amazonプライムなど)
 ◎ 仮想通貨や電子マネー

◇デジタル遺品が引き起こす問題
 パスワードが分からずアクセスできない、個人情報が漏洩する、不要な請求が続くなどのトラブルが
 起こりやすいのが特徴です。

◇考えられるトラブル
 ◎ スマホのロックが解除できず、写真や連絡先が見られない
 ◎ ネット銀行の口座が分からず、資産が放置される
 ◎ サブスクの請求が止められない
 ◎ SNSが乗っ取られ、故人の名で投稿される

◇生前にできる対策(デジタル終活)
 「見えない遺品」を「見える化」することが大切です。

◇具体的な準備方法
 ◎ 利用中のサービス一覧を作成(アカウント名・パスワード・契約内容)
 ◎ エンディングノートに記載しておく
 ◎ パスワード管理アプリを活用し、家族に引き継ぐ方法を決める
 ◎ 不要なデータやアカウントは定期的に削除する
 ◎ 死後事務委任契約など、専門家への相談も有効

デジタル遺品は、現代ならではの「新しい遺品」です。
生前に整理しておくことで、家族の負担を減らし、思い出や財産を守ることができます。
終活の一環として、ぜひ一度スマホやパソコンの中身を見直してみてください。


弊社では定期的に、終活に関するセミナーを開催しています。
詳しくはイベント情報をご覧ください。


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