豆知識

2026.02.23

真言宗とは──密教が息づく祈りの世界

線

真言宗は、平安時代の僧・空海(弘法大師)が中国から持ち帰った密教を基盤とする仏教の宗派です。日本仏教の中でも特に神秘性が強く、「即身成仏」という独自の思想を中心に据えています。これは、修行を積むことで“この身のまま仏になれる”という教えで、悟りを遠い未来に求めるのではなく、今この瞬間にこそ仏性を開く可能性があると説きます。

真言宗の特徴は、言葉・身振り・心の集中を組み合わせた「三密」の実践にあります。真言を唱え(口密)、印を結び(身密)、仏を観想する(意密)ことで、仏と一体になることを目指します。これらは単なる儀式ではなく、心を整え、世界の本質に触れるための行法として受け継がれてきました。

また、真言宗は美術や建築にも大きな影響を与えました。高野山の伽藍や曼荼羅の世界観は、密教の宇宙観を視覚化したものです。曼荼羅に描かれる多くの仏や菩薩は、悟りへの道を象徴的に示し、見る者に深い精神性を呼び起こします。

現代においても、真言宗は祈りの文化として根強い人気があります。護摩祈祷や写経、瞑想など、日常の中で心を整える手段として取り入れる人も増えています。神秘的でありながら、どこか人間味のある真言宗の世界は、忙しい現代人に静かな安らぎを与えてくれる存在と言えるでしょう。


佐賀県全域26ホール完備のJAセレモニーさがでは、皆さまに安心していただけるよう、葬儀の準備やマナーなどに関する豆知識を発信してまいります。事前に知っておくことで、いざというときに慌てずに対応できることもあります。これからもさまざまな情報をお届けしてまいりますので、ぜひご活用ください。ご不明な点がありましたら、いつでもJAセレモニーさがまでお気軽にご相談ください。
葬儀についてのご質問やお見積りのご依頼なども24時間365日受け付けております。家族葬・一日葬・火葬・一般葬、法事法要など地域の皆様に寄り添う葬儀をお手伝いします。

Copyright © JA Ceremony SAGA All Rights Reserved.
ページトップへ