豆知識

2025.09.29

JA葬儀葬儀社

通夜と告別式、それぞれの意味

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葬儀には「通夜」と「告別式」という2つの儀式があります。どちらも故人を悼み、最期のお別れをするための大切な時間ですが、その意味や目的には違いがあります。

通夜とは
通夜は、故人と最期の夜を過ごすための儀式です。かつては遺族や親族が一晩中線香やろうそくの火を絶やさず、故人に寄り添って過ごすものでした。現代では時間を短縮した「半通夜」が主流となっており、一般的には夕方18時〜19時頃から1時間ほどの間に執り行われます。遺族や親しい友人・知人が参列し、僧侶による読経や焼香を通じて故人を悼みます。

告別式とは
葬儀・告別式と現代ではひとくくりにいわれることが多いですが、葬儀式と告別式はもともと別の儀式でした。葬儀式は、故人の冥福を祈って家族や親族などの近しい人たちが行う宗教的な儀式であるのに対し、告別式は友人、知人、会社関係者など故人とゆかりのあった人が、最期の別れを告げる社会的な儀式です。近年は両方の儀式を併せて行うのが一般的です。

通夜と告別式は、どちらも大切なお別れの時間です
通夜と告別式は、それぞれ異なる役割と意味を持ちながらも、共に故人との大切な別れの儀式です。通夜は「最期の夜」を過ごす静かな時間、告別式は「人生の締めくくり」として正式なお別れをする時間。意味や役割の違いを知っておくことで、葬儀に対する心構えも変わってくるはずです。

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